研究内容

平成29年度に福岡県糸島市で構築した糸島フレイル疫学研究(IFS)における同一コホート内でのプレフレイル保有者への対面型運動指導およびIoTを用いた非対面型(遠隔)運動プログラムの開発およびその効果評価に加え、身体活動・座位行動の変容のためのコンサルテーションを加えた運動行動変容プログラムによる効果評価の比較検討を行うものである。

  1. プレフレイル改善に効果的な非対面(遠隔)型運動プログラムの開発と、その運用に向けたICT環境の構築および効果検証
  2. ウェアラブル・デバイス(活動量計)を用いた日常生活下での身体活動・座位行動評価のためのフィードバックシステムの構築と、身体活動・座位行動の変容に向けたWeb経由のコンサルテーション
  3. 研究成果に基づくフレイル予防のためのビジネスモデルの開発と推進・展開


主な到達点

  1. フレイルの判定基準のひとつである日常生活下での身体活動・座位行動の改善点を特定するためのデータ解析手法(アルゴリズム)の創出
  2. 非対面(遠隔)の運動指導およびコンサルテーションの有効性(フレイル改善につながる効果、参加者の行動変容効果、要介護認定の抑制につながる社会的効果)についての検証
  3. 自治体と協働したビジネスモデルの事業化に向けた検証・体制整備を行うとともに、フレイル予防に関するプラットフォームを形成し、協力企業・顧客自治体の開拓

IoT環境(対面・非対面(遠隔))


倫理面への配慮

研究開発代表者および分担者の所属機関は、認知症の疫学調査の調査地域を選定する際に各調査自治体と住民の理解を得るように努めます。本研究課題では、作成される大規模認知症コホート研究の標準作業手順は、文部科学省・厚生労働省より公表された「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に則ります。


UMIN-CTRへの登録

UMIN-CTR試験ID; UMIN000033349
試験名; IoTを用いた運動行動変容のためのプログラム開発:フレイルの観点から
概要; AMED研究「IoTを用いた運動行動変容のためのプログラム開発:フレイルの観点から」(研究代表:熊谷秋三)の臨床研究登録を行い、2018年8月1日より公開されることとなった。